団体信用生命保険について
死亡等による住宅ローンの完済
団体信用生命保険とは
団体信用生命保険(「団信」と呼ばれるものです)は、住宅ローンの返済期間中に債務者が死亡(契約内容によっては高度障害も適用される)になった場合に、生命保険会社が本人に代わり住宅ローンの残金に相当する金額を金融機関に支払い、住宅ローンが完済となる制度のことです。
住宅ローンを組む際に団体信用生命保険への加入が義務付けられていることが多く、通常は住宅ローンを組むのと同時に団体信用生命保険の加入を行います。
団体信用生命保険によって住宅ローンを完済した場合
住宅ローンを組んで家を購入する際に、金融機関は当該物件に対して抵当権という担保権を設定します。
団体信用生命保険によって一括完済となれば、その抵当権を抹消することになりますが、自動的に抵当権が消えることはありませんので、抵当権抹消登記を申請することによって抹消することになります。
抵当権抹消に期限は存在するのか
住宅ローンを完済してからいつまでに抵当権抹消をしなければいけないという期限は存在しません。自分の好きなタイミングで抵当権抹消登記を申請すれば問題ありません。
ただし、将来不動産を売却しようと考えた場合に、抵当権が付いたままでは一般的に売却することはできません。時間が経てば、金融機関から受け取った書類を紛失してしまう可能性がありますので、なるべく早い段階で抵当権を抹消した方がいいでしょう。
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