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故人名義の土地を調査した上で相続登記
(鎌倉市)
(1)相続関係と状況
父と母と長女。今回亡くなったのは父で、相続人は母と長女の2人。父は先代から相続によって引き継いだ鎌倉市内にある複数の土地を所有している。父は生前に宅地以外にも畑や山林の土地を複数所有していた話をしていたが家族は誰も所有している土地を把握できていない。
(2)当事務所からの提案と具体的な解決策
まず故人所有の不動産を確定させてからはじめるべきだと考え、母と長女に対して「固定資産税の通知書」を探すように指示。また、当事務所でも鎌倉市役所にて調査を開始した。そして、故人所有の不動産が全て出揃ってから遺産分割をすることとした。また、本件ではJR鎌倉駅より徒歩圏にある土地を含め鎌倉市内に複数土地を所有していたことから相続税申告の必要性があると考え、事前に税理士へ依頼をすることとした。
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(3)当事務所に依頼をした結果
母と長女が持参した固定資産税通知書と、当事務所が鎌倉市役所で名寄帳を取得して調査した調査報告書と照らし合わせ、故人が所有する鎌倉市内の不動産を全て確定させ、遺産分割をすることができました。
相続は、相続人に名義変更を行う以上に相続財産を確定させる部分がとても重要です。今回は相続財産の見落としがないようきちんと相続財産目録を準備してから遺産分割協議をしたことが結果として全ての不動産の名義を変えることができた成功要因といえます。また、本件のように相続税申告が必要な場合は遺産分割の前に必ず税理士に分割方法を確認すべきです。なぜなら、相続税のことを考えずに遺産分割をしてしまうと相続税の控除や特例を使うことができないからです。
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