父と長女の二人家族(母とは10年前に離婚)。長女は既に結婚しており、家を出ている。父の家と長女の家は電車で30分ほどの距離であったが家を出てから交流がなくなり、長女は今の父の家には行ったことがない。しばらく交流がなかったためどのような財産があるかも不明であった。
父の現在の家は賃貸であったため、不動産を所有していないことは推定できた。しかし、預貯金についての情報は一切なく、これから調査が必要となる。
今回は父が自宅で孤独死しており、長女はその家に入って通帳を探すことを拒否している、預貯金についての調査のために通帳を見つけ出す必要があったため、当事務所指定の遺品整理業者に依頼をして通帳を探してもらうこととした。
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遺品の中から4つの金融機関の通帳が見つかりました、この通帳の情報をもとに当事務所の司法書士が預貯金を調査し、結果として約1260万円の預金を見つけることができました。全ての金融機関の相続手続きを完了させ、その預金を長女に振込み、無事に業務を完了することができました。孤独死といった事情により、長女が家の中を調査することができませんでしたが、遺品整理業者に依頼をすることで全ての金融機関の調査をすることができたのが今回の解決要因といえます。
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